昨今の住宅ローンは、様々な金融機関より様々な商品が用意されています。その商品(サービス)内容は、意外にごちゃごちゃしていて分かり辛い面もあります。そんな場合は、気になる金融機関にネットを通じて気軽に問合せしてみるのも一つの方法です。最近の金融機関はほとんどといっていいほど、ホームページによる自社サービスの紹介などに力をいれています。また、ユーザー様からの問合せにもより簡単にできる環境になっている場合が多いです。
ただし、いざ問合せを!と思っても、数ある金融機関からどこに問合せればいいのか?わからないという方もいらっしゃると思います。
そんな時は、以下の4つのポイントを参考にされてみてはいかがでしょうか?
ポイント1ローンの借入は金利ばかりでなく「トータルコスト」で比べてみましょう! ローンの借入の場合、様々な初期費用がかかります。(保証料・手数料・保険など)表面的な金利が低くても、高額な保証料や手数料がかかってしまっては、元も子もありません。保証料は一般的に借入金額の0.2%~とされています。また、各金融機関によって生命保険の内容・金額も様々です。そのようなトータルコストに注意して選択されてはいかがでしょうか?
ポイント2金利の優遇条件は注意が必要です!
金利優遇(例えば…公共料金の口座振替の変更や給与口座の変更など)は善し悪しがあります。会社の都合で給与口座の変更ができない場合やユーザーを囲い込むような条件はNGですね。また、建物の仕様に対する優遇もあります。
自分にとって本当に有利な金利優遇を選択しましょう。
ポイント3金利の固定期間に注意が必要です!
金利には「固定金利」と「変動金利」があります。また、固定金利には期間がきまっているものがあります。(1年~10年固定 など)現在(平成26年2月)の日本の経済状況では、少子高齢化や大規模な金融緩和による経済背景により将来的に大幅に金利が上昇しにくい環境であると思われます。このような環境の場合は金利の低い「変動金利」も有利です。また、長期間の固定金利も将来に向けて安心です。
金利は様々な条件があります。信頼できる金融機関と相談して自分のライフスタイルにあったものを選択しましょう。
ポイント4繰り上げ返済が簡単にできるか?比べてみましょう! ローンを借りてから考えるのが「繰り上げ返済」です。「住宅ローンの繰り上げ返済は最も有効な資産の活用」ともいわれます。ただし、繰り上げ返済の最低金額・返済時の手数料の有無など、事前に調査は必要です。もちろん、手数料無料は必須条件ですよね。